1章 「日本ファシズム論の最考察」 1
1 ファシズムの概念 2
2 「軍国支配者の精神形態」再考 6
3 「日本ファシズム」のイデオロギー的特質 12
4 「日本ファシズム」の運動形態 19
5 「日本ファシズム」の社会的担い手 28
2章 戦闘期日本における平準化プロセス 43
1 「平準化」の物質的·制度的基盤 44
2 平準化思想の原型 48
3 思想集団の社会史 51
3章 昭和の軍事エリート 81
1 「長州の陸軍」から二·二六事件まで 81
2 二·二六事件から対米開戦へ 93
4章 昭和陸軍の原型 117
1 バーデン·バーデンの盟約 118
2 二葉会 126
3 木曜会 138
4 一夕会 162
5章 日本型クーデターの構想と瓦解 180
1 青年将校運動の二類型 190
2 「ソビエト革命武装暴動指導要領」 195
3 天皇観·権力観とクーデター戦術 199
4 上部工作 205
5 分岐点「暫定内閣」 210
6章 日本型クーデターの政治力学 225
1 クーデターのインパクト 225
2 クーデター計画の構成 227
3 クーデター成否の分岐点 235
4 上部工作の行方 241
5 陸軍政治進出への道 251
7章 昭和軍事史の断面 261
1 二·二六事件後の陸軍官僚制 261
2 政党政治と陸軍 274
付章 昭和超国家主義の断面 279
1 昭和超国家主義運動の天皇観 279
2 北一輝研究の諸問題 285
あとがき 309